← ガイド一覧
英文法

英語の不規則動詞変化表【パターン別暗記法】一覧付き

不規則動詞はアルファベット順ではなくパターン別に覚えると効率的。ABB型・ABC型・全部同じ型など4つのパターンに分類した一覧表と、覚え方のコツを解説します。

結論:不規則動詞は「パターン別」に覚えると効率的

不規則動詞(原形・過去形・過去分詞形が規則的に-edで変化しない動詞)は、アルファベット順の単語帳でバラバラに覚えると定着しにくい単語です。しかし、変化のパターンで分類すると、一気に覚えやすくなります。代表的な4パターンに加え、少数だが間違えやすい例外パターンも1つ紹介します。

パターン特徴
① 全部同じ型原形=過去形=過去分詞cut - cut - cut
② ABB型過去形=過去分詞(原形だけ違う)buy - bought - bought
③ ABA型原形=過去分詞(過去形だけ違う)come - came - come
④ ABC型3つとも全部違うgo - went - gone
⑤ AAB型(例外)原形=過去形(過去分詞だけ違う)beat - beat - beaten

このうち②のABB型が最も数が多く、覚える優先度が高いパターンです。⑤のAAB型はbeatがほぼ唯一の代表例で数は非常に少ないですが、②のABB型(過去形=過去分詞)と混同しやすいため、例外として個別に覚えておくと安全です。


① 全部同じ型(原形=過去形=過去分詞)

最も覚えやすいグループです。「変化しない」と知っているだけで得点できます。

原形過去形過去分詞意味
cutcutcut切る
putputput置く
setsetset設定する
hithithit打つ
letletletさせる
readread(発音は/red/)read(発音は/red/)読む
costcostcost費用がかかる
hurthurthurt傷つける

※ readは綴りは変わりませんが、過去形・過去分詞では発音が /riːd/ から /red/ に変わる点に注意が必要です。


② ABB型(過去形=過去分詞):最も数が多い

出題頻度・使用頻度ともに最も重要なグループです。過去形と過去分詞が同じ形なので、1セットで2つ分覚えられます。

原形過去形・過去分詞意味
buybought買う
bringbrought持ってくる
thinkthought考える
catchcaughtつかまえる
teachtaught教える
findfound見つける
feelfelt感じる
keepkept保つ
sleepslept眠る
leaveleft去る、残す
loselost失う
makemade作る
saysaid言う
paypaid支払う
sitsat座る
standstood立つ
understandunderstood理解する
telltold話す
sellsold売る
holdheld持つ、開催する
winwon勝つ
buildbuilt建てる
spendspent費やす
sendsent送る
meetmet会う
getgot得る

③ ABA型(原形=過去分詞):数は少ないが要注意

原形と過去分詞の形が同じで、過去形だけ違う特殊なグループです。ABB型と混同しやすいので注意しましょう。

原形過去形過去分詞意味
comecamecome来る
becomebecamebecome〜になる
runranrun走る

④ ABC型(3つとも違う):最重要動詞が多い

3つの形がすべて異なる、最も覚える負荷が高いグループです。しかしbe・go・doなど超頻出の動詞が多いため、優先的に覚える必要があります。

原形過去形過去分詞意味
be(am/is/are)was/werebeen〜である
gowentgone行く
dodiddoneする
seesawseen見る
eatateeaten食べる
givegavegiven与える
taketooktaken取る
knowknewknown知っている
writewrotewritten書く
speakspokespoken話す
breakbrokebroken壊す
choosechosechosen選ぶ
drivedrovedriven運転する
beginbeganbegun始める
drinkdrankdrunk飲む
fallfellfallen落ちる
forgetforgotforgotten忘れる
growgrewgrown育つ
rideroderidden乗る
riseroserisen昇る
showshowedshown見せる
singsangsung歌う
swimswamswum泳ぐ
wearworeworn着る

⑤ AAB型(例外):原形=過去形、過去分詞だけ違う

②のABB型(過去形=過去分詞)とは逆に、原形と過去形が同じで、過去分詞だけ違うという少数の例外パターンです。該当する動詞はごくわずかで、beatがほぼ唯一の代表例です。

原形過去形過去分詞意味
beatbeatbeaten打ち負かす、打つ

beatを②のABB型だと思い込み、過去分詞も「beat」だと誤って覚えてしまうケースが多いパターンです。「beatだけは過去分詞がbeaten」と例外として個別に記憶しておきましょう。


覚え方のコツ:3ステップ

ステップ1:④ABC型の超頻出動詞から固める

be, go, do, see, take, give, know など、日常的に最も使う動詞から優先的に覚えます。使用頻度が高いため、自然と繰り返し触れる機会も多くなります。

ステップ2:②ABB型をまとめて覚える

数が最も多いグループですが、「過去形=過去分詞」なので実質1セットで覚えられます。似た音のグループ(bought/thought/caught、felt/kept/slept など)でまとめると語呂で覚えやすくなります。

ステップ3:①③⑤の少数グループは個別に

全部同じ型(cut, put, set等)、ABA型(come, become, run)、AAB型(beat)は数が少ないため、例外パターンとして個別に記憶します。特にbeatはABB型と混同しやすいため要注意です。


まとめ

不規則動詞は、アルファベット順ではなく変化パターン別(全部同じ・ABB型・ABA型・ABC型、および例外のAAB型)に分類して覚えるのが効率的です。特にABB型は数が多く、過去形と過去分詞が同じ形なので覚える負担を減らせます。ABC型には超頻出動詞が集中しているため、優先順位を意識して取り組みましょう。beatのようなAAB型の例外は数が少ない分、個別にしっかり押さえておくことが大切です。

Loop Vocabulary では、こうした不規則動詞もSRS(忘却曲線に基づく復習)で繰り返し出題し、自己想起の練習を通じて自然に定着させることができます。

📬
英単語学習ヒントをメールで受け取る

英検・TOEIC・大学受験に役立つ学習法・新ガイドをお知らせします。無料・いつでも解除OK。

Loop Vocabulary で学習を始める

忘却曲線・SRS・AI解説を組み合わせた英単語学習アプリ

よくある質問

Q.不規則動詞は全部で何個くらいありますか?
A.英語の不規則動詞は200個前後存在すると言われていますが、日常会話・読解でよく使われるのは100個程度、その中でも特によく出るのは50個程度です。まずはこの記事で紹介したABC型・ABB型の頻出動詞から優先的に覚えるのが効率的です。
Q.readのように綴りが変わらない動詞は不規則動詞に含まれますか?
A.はい、含まれます。readは綴り自体は原形・過去形・過去分詞すべて同じ(read)ですが、過去形・過去分詞では発音が/riːd/から/red/に変化するため、不規則動詞として扱われます。put・cut・setなど発音も変わらないタイプとは区別して覚えましょう。
Q.ABB型とABA型を混同してしまいます。見分け方はありますか?
A.ABA型(come-came-come、become-became-become、run-ran-run)は数が非常に少ないため、この3つ(とその派生語)を先に例外として覚えてしまい、それ以外の過去形=過去分詞のパターンはABB型と判断する、という順番がおすすめです。
Q.beatの過去分詞がbeatenなのはなぜですか?beatではないのですか?
A.beatは原形・過去形は同じ(beat)ですが、過去分詞だけbeatenに変化する例外的な動詞(AAB型)です。過去形=過去分詞になるABB型(buy-bought-boughtなど)と混同しやすいですが、beatはその逆のパターンに当たるため、例外として個別に覚える必要があります。
関連ガイド
大学受験
大学受験英単語の効率的な覚え方【共通テスト〜難関大対応】
英検
英検2級 単語帳の使い方と合格への最短ルート
中学英語
中学英語の単語を完璧に覚える方法【基礎固め完全版】
英会話
英会話に効く英単語の覚え方【使える語彙を増やす】
IELTS
IELTSの英単語学習法【アカデミック語彙を効率的に覚える】
英検準1級
英検準1級 単語の攻略法と学習ロードマップ
ビジネス英語
ビジネス英語の必須単語300選と実践的な覚え方
TOEIC
TOEICスコアアップの英単語学習法【600→800点】
学習法
英単語が覚えられない原因と解決法【記憶科学で攻略】
学習法
英単語は1日何個が最適?続く適正量の決め方
英文法
現在完了と過去形の違い【「今との繋がり」で完全理解】
英文法
affect と effect の違い【品詞で見分ける完全ガイド】
英文法
apply for と apply to の違い【前置詞の使い分けを完全解説】
英検
英検2級は単語何個で受かる?必要語彙数の真実
学習法
英単語帳の選び方と正しい使い方【失敗しない1冊の選定と回し方】
大学受験
システム英単語の使い方・レベル・特徴を徹底解説
大学受験
英単語ターゲット1900 完全攻略【使い方・レベル・周回法】
単語帳
システム英単語とターゲット1900を実際に比較【収録単語の違い・どっちを選ぶ】
単語帳
英単語LEAP(リープ)の使い方・レベル・特徴を徹底解説
単語帳
大学受験の英単語帳おすすめ比較【LEAP・シス単・ターゲット・鉄壁】